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  • 子どもの急性内斜視について。
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    これから春休みに入りますが、
    愛知県は緊急事態宣言発令中の為
    自宅での休暇が多いと思います。
    そんな時期に心配なのが子供の「急性内斜視」です。
    今回皆さんに知って頂きたく動画を検索したところ、
    TOKYO MXさんにわかりやすい動画がありましたので
    UPしました。( 2019/08/29 YouTube動画 )

    放送内容
    左右の黒目が均等にならず、内側に寄ってしまう「急性内斜視」という症状が、
    子どもや若者の間で増えています。
    子どもたちの間でも普及しているスマートフォンが、その原因にあるようです。
    内閣府の調査によりますと、小学4年以上のスマホの利用率は、
    2014年は小学生19%、中学生44%でしたが、2017年には小学生32%、中学生60%となり、
    スマホを利用する子どもが増加しています。
    一方、斜視になる子どもも増加傾向にあります。
    日本小児眼科学会と日本弱視斜視学会が今年初めて行った調査によりますと、
    眼科医の4割以上が、1年間に「急性内斜視の子どもと若者を診察した」と答え、
    その8割近くが「スマホなどのデジタル機器との関係が疑われる」と答えました。
    子どもの急性内斜視について研究している国立成育医療研究センターの眼科医長、
    仁科幸子医師によりますと、近年、スマホ利用が原因とみられる斜視が増えているといいます。
    仁科医師は「脳腫瘍や遠視などが原因の急性内斜視はあったが、
    そんなに多くの患者が来ることはなく、(1医療機関で)1年に1人いるかいないかのレベルだった。
    やはり現実に増えている」と話します。
    なぜ、スマホの見過ぎが斜視を引き起こすのでしょうか。
    仁科医師は「近くを見る時は、ピントを近くに合わせる調節と、
    目を寄り目にする輻湊(ふくそう)状態を続けている。そうすると、
    内側の筋肉のバランスが強くなり、目を離しても真っすぐに戻らない。
    目が寄ってしまう状況が考えられる」と説明します。
    急性内斜視になると、目が寄るだけでなく、物が二重に見えたり、
    目がぼやける症状になったりする可能性があるということです。
    仁科医師は「(見つめるのが)20センチ以下の距離になると目を寄せやすくなる。
    外にもずれやすく、目の位置が安定しなくなる」と指摘します。
    仁科医師によりますと、急性内斜視を予防するためには、
    目からスマホを30センチ以上離すことや、30分間使用したら10分程度目を休ませることが
    重要だとアドバイスしています。

    補足資料として、
    平成30年度青少年のインターネット利用環境実態調査結果のPDFリンクをご覧ください。