調節機能解析装置の事例をご紹介します。
主訴:レンズの傷が多いため交換希望
副訴:携帯やパソコンで目が疲れる。
問診:リザックのご利用は初めて。今までは、お値打ち店にて作成。
年齢:40代 メガネ常用
旧メガネにての矯正視力 右:1.0 左:0.9+ 両眼1.0+
実際に調節解析装置のグラフは左の通りです。
(右のみ載せておきます)
このグラフの解説ですが、
横軸は見る距離を表現しています。
∞:2m:1m:67cm:50cm:40cm:33cm
になります。
1mから近くになればなるほど赤い色に変化しています。
毛様体の負担が大きいほど赤色になります。
現状では1mから近くの物を見た場合には
毛様体筋に強い緊張が生じていることがわかります。
メガネの処方を分析したところ、
自動にて測定した検査データーと、
お使いのメガネの度数はほぼ同じでした。
詳しく眼の度数測定を行うために、
近方実性相対調節検査・近方虚性相対調節検査を行い、
過剰な調節力をほぐす21Mテストを実施して、
正確な度数を割り出しました。
その度数にて、遠方矯正視力も1.0+、
近方も楽に見えるようになりストレスを感じなくなりました。
やはりこれからのメガネは、よく見えるメガネではなく、楽に見えるメガネが良いと思います。
眼の疲れがなかなか解消できない方は、お気軽に測定してみてはいかがでしょうか?