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  • これからの補聴器は?2018年9月版
  • これからの補聴器は?2018年9月版

    これからの補聴器は、どのように変化していくかをご説明します。

    今までの補聴器は、サイズも大きく、
    補聴器本体からのレシーバー(音を出す部分)から
    音を出していました。
    また、調整は補聴器本体に付いており
    ボリュームやプログラム切り替えなどを行いました。
    また専用の電池にて作動するため、
    定期的に電池交換が必要でした。
    電池ケースの開閉による水分の混入が
    故障の原因を作る事がありました。
    以前より、片耳装用と両耳装用は、
    同じ効果であるという考え方がお客様に浸透しており
    難聴の耳が片耳のみの場合、
    両耳装用の必要性を感じていなかった為に
    両耳装用の必要性が理解されていなかったことが、現状でした。

    現在の補聴器はRICタイプに移行していきます。
    しかし、両耳率はまだ45%くらいです。(2015年データー)
    RICタイプ補聴器は、
    レシーバーと耳せんを一体化した、
    耳にかけて装用する補聴器です。
    レシーバーによって、適合聴力が変更できます。
    RICタイプは、小さく、軽く、チューブも細く、
    周囲から目立たないのが特徴です。
    耳の後ろにすっぽり隠れる小さなボディに
    ハイスペック機能を搭載しています。
    今までよりも小型化、
    しかも両耳装用を基本とした機能搭載機種が主流になりました。
    左右の補聴器が両耳間で信号をやり取りして、
    聴こえの向上が出来ました。

    今後は、リチウム電池搭載の充電式補聴器が主流となります。
    最新の補聴器は「両耳」販売が通常になります。
    また、補聴器にボタン類がなく、操作が全てスマートフォンや、
    別売りのリモコンのみになります。
    左図は現在販売されている充電式補聴器ですが、
    今後は右側の補聴器のスタイルになるでしょう。

    右側の補聴器は9月10日から販売の「スタイレット」になります。

    両耳が通常の補聴器装用の基本になるのが、
    これからの快適な聞こえの常識になればよいのですが、
    正直なところ、まだまだ集音器販売が横行して、
    聞こえの満足度を低下させているのは継続していくでしょう。

    リザックでは、まず両耳装用をご案内します。
    電池式の通常耳掛けタイプでは、両耳で10万から。
    電池式のRIC耳掛けタイプでは、両耳で28万から。
    充電式のRIC耳掛けタイプでは、両耳で44万から。
    最新のRICタイプの補聴器は、両耳で70万から。
    になります。
    ご予算に応じてご案内いたしますので、
    お気軽にご来店ください。
    補聴器担当中村でした。