子供は成長に伴って視力が上がってきます。
発達の流れを楽しく学びましょう!
子宮の中にいる時は、明るい・暗いの判断が出来ています。
しかし明暗だけなので色の認識は出来ないと言われています。
生後数週間から数か月の間に、
赤ちゃんは目を使うことを学びます。
目はカメラと同じで網膜に像をうつしますが、
それだけでは物は見えません。
その像が視覚伝導路によって大脳に伝えられ、
はじめて見ることができます。
視覚伝導路は生まれた時は未完成で、
常に物を見て刺激を与えられることによって発達します。
赤ちゃんは毎日、自然に物を見る訓練を積み重ねて、
だんだん見えるようになるのです。
お子様が誕生して、目を動かして物を見ますが、
その視力は0.02くらいといわれています。
このころは、明暗だけではなく、
物の形が分かるようになります。
生後2か月くらいで、色がわかるといわれています。
最初は赤色、その後緑色。
生後4か月には、青色と黄色がわかるようになります。
このころは視力も0.1くらいに見えるように成長します。
そして両目で物を見ようとする「両眼視」も
このころから急速に発達します。
大脳の視覚野の働きの成長により視力の発達します。
生後8か月ごろからようやく親の顔がわかるようになります。
しかし何かの理由で物が見にくい状態におかれて
視覚伝導路に刺激が与えられないと、
赤ちゃんの視力の発達はとまって、
目がよくみえなくなってしまいます。
これが弱視です。(日本眼科医会のHPから抜粋)
子供の弱視の中で一番気を付けてほしいのは、片目だけの弱視です。
良いほうの目で見えているため、
なかなか異常に気づかないことが多いです。
お子様の正面からの目元をしっかり撮影した動画や静止画を持参すると
アドバイスが受けやすいです。是非ご持参下さい。
「3歳児健康診査(3歳児健診)」では、
大切な視力(視機能)の発達に妨げがないかを
早期発見するために行われます。
保健センターから家庭に郵送される「視力検査セット」で、
視力測定をできるだけ確実に行い、
その結果をアンケート用紙に記入して、
必ず「3歳児健康診査(3歳児健診)」を受信しましょう。
3歳児検診で。弱視が見つかる場合もありますが、
そこをすり抜けてしまいますと、就学時検診ですので
3歳をすぎたら、かかりつけの眼科を見つけてください。
お勧めは「小児眼科」を併設しているところが望ましいです。
小児科や小児歯科へ行くように、
眼科も子ども専門の医療機関を利用するのが一番です。
眼科にて治療用のメガネの処方箋をもらった場合、
メガネによって見える世界をトレーニングするわけですので
メガネは常用が望ましいです。
リザックではジュニア用安心メガネをご提供しています。
トマトグラッシーズやオモドックがお勧めです。
スマートフォンやタブレットに関しては
1日1時間・途中30分ごとに休憩が良いです。
今回紹介した動画「はぐはぐ」はテレビ西日本で放映です。
様々な子育て応援動画がありますので
画像クリックしてHPもご覧ください。