調節機能解析装置とは、
ピントを合わせる時に働く毛様体筋の負荷(調節微動)の
状態をグラフで表す機器です。
後ほど解説します。
NHKのHPから引用しています。
“ためしてガッテン あなたの目にベストマッチ!「幸せメガネ」SP”・
「楽に見えるメガネ」の作り方!カギは”楽な視力”?
いまや国内の7500万人以上が使っている、メガネ。
実は、目の疲れ・頭痛や肩こりなどの原因の一つが、
メガネが「合っていない」ことだと言われているんです。
長時間、運転をしていると目が疲れる…。
デスクワークなどで近くを見続けると頭痛・肩こりが…。
それ、もしかしたら、目からのSOSかもしれません。
そこで取材したのが、
・「楽に見えるメガネ」って、どんなメガネ?どうやったら作れるの?
ということ。たどり着いたのは“楽な視力”の存在でした。
“普通の視力”だけを基準に作ったメガネを使っている方は要注意?
目とメガネの専門家に、徹底的にお聞きしました。
「メガネが合っていない方が8割~9割ではないかと思います」
と話すのは、30年にわたり、4万人以上の目とメガネを診察してきた、
日本眼光学学会理事の梶田雅義(かじた・まさよし)医師。
病院を訪れる患者さんの多くが、
検査してみるとメガネが「合っていない」状態とわかるのだと言います。
梶田さんは、”楽な視力“という言葉を理解することで、
さらに「楽に見える」を追求したメガネに近づくことができると話します。
カギとなるのは、目のピント合わせを司る
「毛様体筋(もうようたいきん)」という筋肉。
目のレンズの役割をする「水晶体」の厚さを調節し、
ピントを様々な距離に合わせてくれています。
ふだん、ピントを合わせるために大忙しの毛様体筋。
過剰な負荷がかかると、
目の疲れ、頭痛、肩こりなどを起こす一因になってしまいます。
なるべく負荷をかけないコツは、
「毛様体筋が働かなくてもピントが合う距離」を知ることです。
梶田さん監修の元、
暗闇で一瞬だけ光らせた視標(視力検査で使う小さな「C」の文字)が
どの距離で見えるか?という実験を行ってみました。
毛様体筋がピント合わせをしていない状態で、
どの距離の視標が見えるかを測定してみたのです。
すると、同じ視力の人であっても、距離はバラバラ。
つまり、「毛様体筋が働かない=負荷のかからない状態」で
「どの距離にピントが合っているか」は、人によって違い、
測定してみないとわからない「目の個性」
というわけです。
この距離が”楽な視力“です。
どれだけ遠くが見えるか、
という普通の視力とはまた別の個性なんですね。
見たいものが楽に見える!”幸せメガネ”をつくるには?
メガネのレンズは、
この”楽な視力”の位置を前後に自在にずらすことができます。
「メガネをかけてよく見る距離」を、
“楽な視力”=「楽に見える距離」に合わせたメガネ…。
これこそが「楽に見えるメガネ」の正体だったのです。
「楽な視力」を知る方法の一つが
梶田眼科院長「梶田雅義」先生が
監修して完成した機器が「調節機能解析装置」
と呼ばれる装置で検査を行うことです。
この装置は2018年2月現在、国内に500台ほどしかなく、
(あなたの目にベストマッチ!「幸せメガネ」SP放送時点)
どこでも検査が受けられるわけではありませんが、
この装置がある病院で処方箋をつくってもらうことで、
よりよいメガネを作ることができるのでは、
と梶田さんは話していました。
「調節機能解析装置」では、毛様体の筋肉の状態をグラフ化して、
現在どのような眼の状態になっているかを見ることが出来ます。
それによって、眼の度数測定方法や、
選択するレンズの種類などを判断することが出来ます。
その測定したグラフのモデルは以下になります。
(梶田眼科HPの調節機能のページより引用)
リザックではこの機器を活用して、
皆様に快適な楽に見えるメガネのご提供を心掛けています。
また必要に応じて眼科の受診をご案内しています。
良く見えるメガネ から 楽に見えるメガネ に変更しませんか?
視力測定には1時間かかる場合もありますので、
測定の予約を入れて頂く事をお勧めいたします。