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  • ムンプス難聴について。07/12放送「はぐはぐ」より
  • ムンプス難聴について。07/12放送「はぐはぐ」より

    ムンプス難聴という病気をご存じでしょうか。
    ムンプスとはおたふく風邪(流行性耳下腺炎)のことです。
    ムンプスウイルスに感染することにより起こる病気ですが、
    ウイルスに対する免疫がない子供が発病しやすいわけです。
    ムンプス難聴は、発症すると片耳の聴力が失われます。
    しかも現時点でも有効な治療法はありません。
    ますは2018年の「おたふく風邪で難聴?」からご覧ください。

    NHKの連続テレビ小説「半分、青い」の放送によって、
    かなり知られるようになりました。
    ヒロインが小学生のとき、病気で片耳を失聴してしまう。
    この失聴がムンプス難聴だったのです。
    では、本日放送分の「はぐはぐ」をご覧ください。

    保護者からすると、「なにも症状がないし、本人にも聞こえが悪いという自覚がない」のに、
    突然「一側高度感音難聴」や「一側ろう」と診断され、
    かつ、治らないことを告げられ、絶望の淵に立たされる思いをする。
    しかも、それは「ワクチンで予防できる唯一の後天性感音難聴である」ことを知った際には、
    後悔と保護者としての責務にさいなまれることになる。(国立感染症研究所HPより引用)
    と記載がありますが、日本は先進国で唯一、おたふく風邪ワクチンの接種が定期接種化されていません。
    しかも、予防接種率は30~40%と低く、おたふく風邪の大流行を招いています。
    おたふくかぜワクチンの予防効果は、約90%程度と言われています。
    ワクチンを接種しても感染して発症することがあるそうですが、症状の緩和はあるそうです。
    おたふくかぜワクチンの接種時期ですが、1歳を過ぎれば接種可能とのことです。
    接種費用は自己負担ですが、万一を考えて接種が良いのでは?と思います。

    KNOW-VPD!VPDを知って、子どもを守ろう2008年4月から活動の
    「特定非営利活動法人 VPDを知って、子どもを守ろうの会」
    のHPにて【ワクチンで防げる病気】について記載があります。
    是非1度ご覧ください。おたふく風邪の解説はこちらになります。