• ホーム
  • BLOG
  • 文字が見にくいのは乱視かも?
  • 文字が見にくいのは乱視かも?

    最近文字が見にくいという方、
    そんな方が最初に思いつくのが
    「老眼」ですが、実はその原因が
    「乱視」ということもあるのです。
    乱視についてですが、
    乱視は眼に入る光の向きによって、
    光線の結像位置が変わってしまう
    状態をいいます。

    乱視は活字を見たときに
    文字がにじみます。
    上図はその一例で、
    縦方向の光は網膜より
    後に結像し(遠視状態)、
    横方向の光は網膜より
    手前に結像(近視状態)
    していることを表しています。

    もちろん両方の結像点とも
    網膜の手前にある場合
    (近視の乱視)もあれば、
    逆に両方とも網膜の後にある場合
    (遠視の乱視)もあります。

    また、屈折力の最も強い経線と
    最も弱い経線は、
    必ず下図のように縦横の関係に
    あるわけではなく、
    人により斜め方向にもなります。
    この向きを乱視の軸とよび、
    屈折力が最も強い経線か
    垂直方向ならば「直乱視」、
    水平方向ならば「倒乱視」、
    斜め方向ならば「斜乱視」、
    といいます。つまり
    「網膜に近いほうの線が濃く見える」
    ということになります。