子供の視力低下には、原因が様々あります。
リザックでは、まずは眼科にて診察を受けることをお勧めしています。
可能なら小児眼科にて受信しましょう。
児童の健康診断の視力検査の項目です。
1. 眼科への受診を勧める幼児、児童、生徒
1: ①児童生徒では視力検査で左右どちらか片方でも 1.0 未満である者
2: ②幼児では視力検査で左右どちらか片方でも、年長児は 1.0 未満、年少・年中児は 0.7 未満である者
3: ③視力測定中、次の様なことが認められた者
(1)片目をかくすと異常に嫌がる者
(2)検査中どうしても眼を細めたり、顔を傾けたり、顔を曲げてのぞきながら検査をした者
(3)検査中眼が揺れている者
2. すでに眼科での治療を受けている者に関しては、主治医への通院を続けるよう指示する。
ここで問題なのは、まずその視力結果が正確かどうかです。
子供たちは、様々な環境下で検査を受けています。
中には眼を細めたり、片眼の検査時に反対側の眼を強く抑えたり等様々です。
また、視力は1.0であっても、勉強に集中出来ない子の場合は別の要因があります。
C判定・D判定は、眼科受診が必要ですが、B判定でも出来れば受診をお勧めします。
初期の近視や乱視、治療が必要な場合もあります。
また左右の見え方の違いが大きい場合も要注意です。
まだB判定だから大丈夫、という考え方は非常に危険です。
早期に対応すれば、その後の視力低下を防げる場合が多いからです。
一番怖いケースは、眼科にて受診されずに、眼鏡店で作成する場合です。
安易なメガネを作成した為に、回復する機会を損失する場合もあります。
軽度の遠視があるお子様でも、パソコンやゲーム機によって
調節緊張や眼精疲労の状態になり視力低下を生じる場合があります。
眼科にて、調節をリラックスさせる治療を行えば視力が回復するケースを
近視のメガネを使用して、ますます眼精疲労を多くした事例も少なくありません。
A判定以外の方は、まずは眼科受診を受けましょう。