補聴器の調整において、日本語の調整と、英語の調整では異なります。
実は言語には「パスバンド」と呼ばれる言語として優先的に使われる音の周波数帯が異なるからです。
当店でも日常会話用の補聴器プログラムと、英会話教室用のプログラムとでは、
設定がかなり違います。
これをわかりやすく解説したのがスピーチバナナと呼ばれる図です。
但し、母音においては日本語と英語の差はあまりありません。
簡単に解説しますと、英語の子音は、日本語で言うと雑音と聞こえる領域になります。
英会話の授業の時に雑音抑制を少なくしたほうが聞こえが良くなるというのは、
英語の子音が該当してしまうからです。
補聴器をお使いの方で、英会話が聞こえにくいとお感じの方は、
雑音抑制の切替が可能でしたらはずすと快適に聞こえるようになると思います。
当店のデジタル補聴器では、プログラム設定を行っています。
使用したい環境に合わせてセッティングしますのでお気軽にご相談ください。