リザックでは、シグニア補聴器の2週間お試し試聴を行っています。
たまたま他店の補聴器の試聴のお客様から相談を受けたので
試聴中の補聴器データーを見せてもらいました。
中程度の高音難聴で、購入予定の補聴器を教えて頂きましたが、
試聴機は購入予定の機種よりも2段階上のグレードの試聴機でセッティングされていました。
しかも一番違和感が少ないオープンドーム(閉塞感が殆ど出ないタイプ)でした。
このセッティングの音にて購入を決意すると、
購入補聴器との音響の差は埋められないため、
満足いく状態には合わせられません。
しかも本来の低音域の調整が出来ていないため、
きちんと補聴器のフィッテイング調整を行う場合、
低音域を入れることによって「うるさい」という状態になります。
本来、試聴レンタルは、購入する予定の機種にて合わせるのが原則です。
その補聴器をベースに、補聴器調整は、時間が必要であることを知って頂きます。
補聴器の試聴は、実はとても重要です。
最初から快適な状態で使用できるケースは稀です。
また、言葉の明瞭度(認知能力)の向上は購入後も調整が必須です。
この事を理解するためのも試聴は重要なのです。
他店で購入後、満足のいかない補聴器事例はかなりあります。
購入前にしっかりとアドバイスする当店にて是非ご相談ください。