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  • 乱視の強い方にお勧めレンズ

    メガネにて、一番違和感があるのは
    「乱視の処方」です。
    上は眼科処方箋の見本ですが、
    球面度数(SPH)
    円柱度数(CYL)円柱軸(AXIS)
    プリズム量(PRISM)
    基底方向(BASE)
    遠用瞳孔距離(for distanse PD)
    近用瞳孔距離(for reading PD)
    レンズ面傾斜角度(Tilting)
    また、遠用・近用の表記とは別に、
    加入度数(ADD)の記載もあります。
    これは遠用の度数に対して
    近用度数にどれだけ度数を
    加えるのか?という数値です。
    #乱視視
    乱視の度数は円柱度数になります。
    ここで表題の乱視についてですが、
    乱視は眼に入ってくる光の向きで
    光線の結像位置が変わってしまう
    状態をいいます。
    #乱視解説
    下図はその一例で、縦方向の光は
    網膜より後に結像し(遠視状態)、
    横方向の光は網膜より手前に結像
    (近視状態)している例です。
    もちろん両方の結像点とも
    網膜の手前にある場合
    (近視の乱視)もあれば、
    逆に両方とも網膜の後にある場合
    (遠視の乱視)もあります。
    また、屈折力の最も強い経線と
    最も弱い経線は、
    必ず下図のように縦横の関係に
    あるわけではなく、
    人により斜め方向にもなります。
    この向きを乱視の軸とよび、
    屈折力が最も強い経線が
    垂直方向ならば「直乱視」、
    水平方向ならば「倒乱視」、
    斜め方向ならば「斜乱視」、

    といいます。
    「網膜に近いほうの線が濃く見える」
    ということになります。

    軽度の乱視は
    全く矯正する必要はありません。

    中等度以上の乱視がある場合に、
    どの程度矯正するかが問題になります。

    視力測定を行うときには、
    乱視を全部矯正した方が
    よく見えるのですが、

    そのようなメガネを装用しても、
    日常生活では快適ではありません。

    見え方の感じ方は個人差が大きく、
    その人その人で快適に感じる乱視の
    矯正量は異なります。

    乱視の矯正が多すぎたり、
    少なすぎたりすると、

    イライラしたり集中力が
    なくなったりします。

    メガネ嫌いになっている人の多くは、
    乱視矯正に問題があります。

    幼児期に存在する強い乱視は
    完全に矯正し、

    学童期以降に初めて
    メガネを装用する場合には、

    日常視の妨げにならない程度の
    乱視は残して矯正するのが、

    乱視の矯正の原則です。
    初めて使用したときに、
    ひどく歪みを感じるようでは

    適切なメガネとはいえません。
    最近普及しているコンピュータ内蔵の
    屈折検査装置では、

    ほとんどすべての人に
    乱視が検出されます。

    その乱視をすべてメガネで
    矯正された場合には、

    快適なメガネにはならず、
    眼精疲労の原因になります。

    今まで乱視は無いと思っていた人が、
    突如、乱視があると言われた場合には
    要注意です。
    (日本眼科医会より抜粋)

    レンズの度数の中で、
    この乱視の矯正する部分は実は
    「内面カーブ」で行っています。
    一般的に格安店のレンズは
    球面レンズです。
    リザックの標準レンズは
    外面非球面レンズです。
    しかし外面非球面レンズは
    「外面カーブ」は非球面ですが
    乱視の矯正を行う「内面カーブ」は
    球面
    であるため、
    視界にゆがみ(収差)が
    残っていました。
    見え具合が一番快適なレンズは
    被写体深度延長内面非球面です。
    【ESレンズ】
    内面側に非球面・乱視・
    そして被写体深度延長設計と
    組み合わせています。

     

    両面非球面レンズなら、
    「内面カーブ」「外面カーブ」
    ともに非球面であるため、
    乱視方向のゆがみ(収差)も
    改善され、「自然な視野」を
    実現しています。
    しかもリザックでは
    トライフィールドレンズを販売
    【FZレンズ】



    メガネ初めての方で
    乱視度数が-2.00以上の方は
    ESレンズ(内面非球面レンズ)
    乱視度数が-3.00以上の方は
    FZレンズ(両面非球面レンズ)
    がお勧めです。