伊藤光学工業株式会社は、2018年に
眼鏡レンズとして世界初のとなる
被写界深度延長設計
(ES設計:特許第6374345号)
を採用した「ESシリーズ」を製品化。
このレンズは、目を酷使する職業
(大学研究者や製品開発者等)
の方々から高い評価を得ました。
被写界深度延長設計レンズは
他分野からも注目を集めております。
皆様にご好評頂いているレンズです。
上の写真は手前のベンチ中央付近に
ピントを合わせて撮影したものです。
下の写真は更に絞り値UPしました。
赤い〇の部分を見て頂くと
周辺のぼやけに差があることが
よくわかると思います。
複数のレンズを組み合わせて使う
カメラシステムの場合は
「3次位相板」と呼ばれる
フィルターレンズを加えて
被写界深度を延長します。
眼鏡レンズには1枚のレンズのみの為
「3次位相板」に相当する
「3次非球面」を付加して
被写界深度を延長します。
これまでの非球面レンズの
収差補正は偶数時の非球面で
行なう為、3次非球面による
被写界深度延長効果は
収差補正効果に上乗せされます。
効果1:視野拡大
効果2:動体視
効果3:調節疲労
効果4:暗所視力