NIDEK社製の調節機能解析装置を用いて、
”無理して見えるメガネ”から”楽に見えるメガネ”をご提案しています。
測定結果をご説明後、テストルームにて、眼鏡度数を測定します。
矯正視力が1.0であっても、その矯正視力が無理をして見ている1.0の場合、
近くの作業を行う場合に、通常よりも眼精疲労を起こす場合があります。
他店で作成したメガネで、眼が疲れる方は是非ご相談にお越しください。
調節力と老眼の解説ページを作ってありますので、一度ご覧ください。
調節機能解析装置とは、
ピントを合わせる時に働く毛様体筋の負荷(調節微動)の状態をグラフで表す機器です。
下の図は、遠方が良く見える方が、近方を見た時に水晶体を膨らませて見える状態を表しています。
通常リラックスした状態で遠方を見た時に
ピントが合っている図です。
この状態の場合の視力が遠方の視力として
明記されます。
そのまま近方を見た時に、
ピントの場所がずれてしまっている状態です。
カメラのピントと同じ原理ですから
近くの物はピンボケとなるわけです。
水晶体を膨らませてピントを合わせた状態です。
これで近くの物が見えるようになります。
水晶体のレンズを膨らませることで
ピントを合わせたわけです。
水晶体の収縮を行う筋肉が、毛様体筋といいます。
そして収縮する力は「調節力」と呼ばれています。
毛様体の筋肉の状態が無理をしているのか?
リラックスしているのか?にかかわらず、
眼鏡店では来店時の眼の状態をそのまま測定して
メガネの矯正視力を合わせて販売していました。
つまり、無理な状態の1.0・楽な状態の1.0と
同じ1.0でも眼の状態は違うわけです。
NHKの2018年2月28日放映の
”ためしてガッテン あなたの目にベストマッチ!
「幸せメガネ」SP”では、次の解説がありました。
遠方を見ているリラックスした状態でも、毛様体筋は水晶体を引っ張って薄くしています。
毛様体筋が限界まで引っ張って見ることが出来るのを「無理をした視力」と呼びます。
次に暗闇のところで、毛様体筋を休めたリラックスした状態での視力を「楽な視力」と呼びます。
まず、遠方を見る場合でも毛様体筋がリラックスした状態でのメガネなら快適ですが、
毛様体筋を使っている「無理な視力」の状態のメガネでは疲れが取れないことになります。
また、近くを見る場合は焦点を合わせないといけないため、水晶体を膨らませますが、
長時間の作業や、ブルーライトの影響等で疲れが取れない「眼精疲労」になることもあります。
梶田眼科院長「梶田雅義」先生が監修して完成した機器が「調節機能解析装置」になります。
この機器では、毛様体の筋肉の状態をグラフ化して、
現在どのような眼の状態になっているかを見ることが出来ます。
それによって、眼の度数測定方法や、選択するレンズの種類などを判断することが出来ます。
その測定したグラフのモデルは以下になります。(梶田眼科HPの調節機能のページより引用)
リザックではこの機器を活用して、皆様に快適な楽に見えるメガネのご提供を心掛けています。
また必要に応じて眼科の受診をご案内しています。
良く見えるメガネ から 楽に見えるメガネ に変更しませんか?
視力測定には1時間かかる場合もありますので、
測定の予約を入れて頂く事をお勧めいたします。